セーリングユース選手向け「トップアスリートへの道」
セーリングのユース選手を対象にした、トップレベルを目指すために必要な心構えを学ぶプログラム「トップアスリートへの道」を12月24日、セーリングの強化拠点である和歌山県にて実施した。
今回のセミナーには、セーリングのユース合宿に参加する48名が受講した。
【セミナー概要】
1.開催名称:セーリングユース選手向け「トップアスリートへの道」
2.開催日時:2009年12月24日(木)18時-19時30分
3.開催場所:味の素ナショナルトレーニングセンター内 研修室
4.講 師:キャリアアカデミースタッフ
5.実施内容:
今回のセミナーでは、受講する選手の自己理解をテーマに、
・ライルスキルカードを使い、自己理解を深める
・オリンピックメダリストなどのトップアスリートの、中・高校生時代のトレーニングへの取り組み状況を聞き、現在の自分と比較する
という2部構成のプログラムで実施された。
ライフスキルカード(ジュニア版)とは、自分がこれまでに獲得してきたライフスキルを、カードを使って手軽に振り返りができるようにした、キャリアアカデミーのオリジナル教材。ワークシートに記入しながら、自分の強みや弱みを自覚できるようになっている。
続いて、トップアスリートが中学・高校生のときにどのような目標を持ち、その達成のためにどのように練習に取り組んでいたかを聞いた、インタビュー映像を用いたプログラムを実施。今回は体操の冨田さん、サッカーの遠藤さん、セーリングの関さんの中・高校生時代の体験談を聞いた。聞いた後は、受講者どうしで印象に残った言葉をディスカッションして理解を深め、トップアスリートを目指すために必要で、現在の自分に不足しているものを、それぞれ確認した。
6.受講者の声
*自分で工夫した練習をすること、ハングリー精神を持つこと、同世代には負けないこと。という意識の改善をしていこうと思います。いくら練習しても意識が低かったら効率が悪くなると思うので、練習の質を上げ、達成感を得るためにも1回1回の出艇を大切にします。
*自分に足りないと思ったことは、心がけだと思った。どんなに技術などが上手でも、気持ちが入っていないと意味が無いと思いました。今日見た3人の人たちもかなり大きな心がけをしていたと思います。これからは、気持ちをちゃんと込めて、なにごとにも取り組んでいきたいと思いました。
*アスリートの人たちは現状を分析し、細かく課題にしてそれをこなしたからトップアスリートになったんだと思いました。今日のプログラムを受けて、自分には忍耐力と目標に向かってチャレンジすることが足りないとわかったので、これから目標を立ててその目標に向かってがまん強く取り組みたいと思いました。
*大きな目標だけではなくて、目の前のことあるいは、まず目標達成のために自分ができなければならないことを、一つ一つこなしていくことが大切だと思いました。今の自分は、トップアスリートのような意識の高さではないので、もっと目標を高く持ちたいと思いました。
*周りに人に教えてもらいたいことを素直に聞くことはできるけど、自分で考えることが足りていないことに気付いた。そこに自分の競技に対する意識の低さを痛感した。毎日の練習を振り返ること、海で、動作やコースの反省をその場で行い、すぐ次につなげるようにしようと思った。
7.スタッフの振り返り
今回は、キャリアアカデミーが作成した新しい教材で実施したセミナーでした。ライフスキルカードも、インタビュー映像も、テキストなどと比べて取り組みやすい教材に仕上がっていると思います。そのためか、ほとんどの選手が非常に積極的にプログラムに参加してくださいました。
ワークシートを拝見すると、受講生はそれぞれ多くのことの気付いた様子です。この気付きを、競技力向上に役立てていただきたいと思います。