ジュニア指導者向けコミュニケーションスキル研修

バスケットボールのジュニアコーチを対象に9月20日、コミュニケーションスキル講習会を実施した。なおこのセミナーは文部科学省から委託された、セカンドキャリア支援促進事業(平成21年度)の一部として実施した。

【セミナー概要】
IMGP1646s.JPG 1.開催名称:バスケットボールジュニアコーチ向け「コミュニケーションスキル講習会」を実施した。

2.開催日時:2009年9月20日(木)13時30分?14時30分

3.開催場所:味の素ナショナルトレーニングセンター 研修室

4.講師:小野田孝さん(小野田コミュニケーションデザイン事務所代表)

5.実施内容:
今回のセミナーは中・高校生などジュニア選手を担当するコーチが課題として挙げることの多い「コミュニケーションスキル」について、コーチ同士が少人数グループに別れて演習を多用しながら学んでいただく形式でおこなった。
セミナーの目的は「ティーチング」と「コーチング」の違いに気付いていただくこと。講習会終了時にはコーチが、ご自身の指導場面で「コーチング型コミュニケーション」を活用していることが想像できるレベルに達することを目指した。
講習は「話す・聴く力」「書く(描く)力」「表情・身振り・手振りの力」「語彙」などコミュニケーション要素のそれぞれの内容や重要性を確認するワーク、ティーチング(相手に知らせる・教える)とコーチング(相手から引き出す・気付かせる)の違いを理解するワークを体験した。
そしてそれぞれの使い方を体感した後、コーチングとティーチングをうまく使い分けることが、選手の「やる気」を引き出すことにつながると解説された。

6.受講者の声
IMGP1657s.JPG *コミュニケーションひとつひとつの要素をしっかりトレーニングすれば、コミュニケーション能力が高まるということが科学的でおもしろかったです。

*話すことや伝えることは得意だけど、相手の話を聴くや、選手の能力を引き出すことが苦手なので、今日習ったことを取り入れていきたい。

*自分の指導はティーチングが中心になりがちで、相手の話を聴いて、目標に近づくサポートをするという考えをあまりしてこなかった。今後はコーチングを取り入れていきたい。

*自分自身の指導の方法について考える良い機会になった。今までの指導には反省すべきことがあると思った。

*コミュニケーションに関する書籍は何冊か読んでいましたが、このような研修に参加したのは初めてでした。トレーニングを受けたことで、自分の課題が明確になった気がします。

7.スタッフの振り返り
本日の受講生は、中・高校の部活動にて指導をされている方が多いのが特徴でした。
そのようなコーチから「講習で得たことを、競技指導だけでなく教室や職員会議でのコミュニケーションにも活用したい」との感想をお聞きしました。いろいろな場で実践を重ねて、「選手のやる気を引き出す」指導につなげていただきたいです。