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130万部を越えるベストセラーとなった、村上龍さんの「13歳のハローワーク」。この公式サイト、うまく活用すれば20代、30代のトップアスリートがキャリアを考えるのにとても役立ちそうである。
このサイトの企画、管理、運営を担当している代田さんに、サイトの活用方法についてお話をうかがってみた。
【仕事と出合えるきっかけを公式サイトでつくりたかった】
「心理学的にも13歳というのは子供から大人へと変わっていく、一つの区切りなのだそうです。アメリカでは13歳から仕事に就くことができます。村上龍さんはこの年齢を“大人への入り口”ととらえて、『13歳のハローワーク』を書かれたようです。書籍のほうは現在、130万部を越えるベストセラーになっていますが、この著書をもっと有効活用してもらうために、またネットだからこそできることを、ネット上で実現していこうということで、2005年10月に公式サイトを立ち上げました。現在は13歳の年齢に限らず、幅広い年齢の方が月間のべ40万人ほど訪れて、サイトを活用してくださっています」
自分の将来の仕事や職業は、大学生になってから考えるのでは遅いともいわれている。このサイトでは、さまざまな仕事や職業と出合えるきっかけや、さまざまな世界を垣間見られる機会を提供している。
まだ自分が何をしたいのか、どんな仕事に就きたいのか、漠然としているとき、このサイト内をウロウロしてみて、気になるコンテンツを読んでいるうちに、いろんなことを発見できるはずだ。
ただ、トップアスリートの場合、13歳くらいのころは、競技によってはすでに第一線で活躍している選手もいる。プロやオリンピックをめざして一所懸命のときは、なりたい職業=アスリートであり、引退後のことや、あるいはアスリート以外の仕事には、なかなか興味関心が持てない、持つ余裕がないというのが本音だろう。
「それでも世の中にはどんな仕事があって、自分の興味の方向にはスポーツ選手という職業以外にも、どんな職業があるのか、早いうちから知っておいたほうがいいのではないかと思います。いつかは誰でも、競技の第一線から退くときがくる。そのときに、いろんな仕事があり、自分にはいろんな選択肢があるのだと認識しておくことは、大事なことだと僕は思いますね」と代田さんは言う。
スポーツ選手になりたいという人向けに、その競技をとりまく仕事にはどんなものがあるかなどを、解説したページなどは興味深い。中学生にもわかるように書いてあるが、藤原先生の仕事とは何かという話は、示唆に富んでいる。1-6回まで読んでみることをお薦めしたい。
「仕事というのは、本来“探すもの”ではなく、“出合うもの”なのです。そこで公式サイトでは、ハローワークマップというものを作成してみました。詳しい説明や使い方はサイト内の説明を読んでみてください」
「マップを眺めているだけで、興味、関心のある仕事の周囲には、こんなにもたくさんの仕事が関連したり、近くにあるということに気がつく。サイト内には適正診断が無料で簡単に受けられるページもあるので、活用してみてはいかがでしょうか」
「サイトには職業を調べるたけでなく、サイトに寄せられた子供たちの質問に、サイトを見ている大人が答えるというコーナーもあります。Q&Aを読んでいるだけでも楽しかったり、発見も多いのですが、トップアスリートのみなさんには、ぜひ子供たちの質問に答えてあげてほしいと思っています。スポーツ選手になりたい、興味があるという子供たちは多いので、みなさんの生の声はとても励みになるのです」
ぜひ「仕事白書」に登録して、子供たちの力になってみては。こうした活動をしていくうちに、職業観も確立していくもの
代田さんは、現在、中高生向けのフリーぺーパー“みんなの未来地図”やイベントなども手がけている。
この公式サイトには自分の将来や人生までをも考えさせられるコンテンツが満載。ぜひご活用、ご協力を!
【関連リンク】
●代田昭久さんのプロフィール:(株)トップアスリート
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【プロフィール】
代田 昭久(シロタ アキサヒ)
株式会社トップアスリート代表取締役社長。「13歳のハローワーク」公式サイト編集長を務める。